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令和3年分相続税の申告件数等の動向

2023.02.13

国税庁が公表したところによると、令和3年の全国の「被相続人数」に対する「相続税の申告書の提出に係る被相続人の人数」の割合(課税割合)は、9.3%になったということです。
これは、相続税の基礎控除が引下げられた平成27年以降、最も高い値を記録したことになります。
相続税のかかる人が増えているなかで、今後、相続税・贈与税の改正に向けた論議が深められるとあって、注目度はもう一段階高まりそうです。

都道府県別で上記課税割合が高かったのは次の都府県です。

割合
東京 18.12
愛知 14.86
神奈川 14.12
埼玉 11.06
京都 10.61
静岡 10.51
奈良 10.01
兵庫 9.83
千葉 9.78
大阪 9.45
広島 9.24

[ 遠藤 純一 ]

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