第四十四回 メモの取り方
相手の話しを聞くことが重要なことは誰でも知っています。ところで、聞く姿勢はどうでしょうか。耳で聞くことは当り前。目ではどうでしょうか、相手をしっかり優しく見ているでしょうか?口はどうでしょうか、相槌や質問をしていますか?
そして手です。しっかりメモを取っていますか?メモも取らずに「相手の話しを聞く」なんて言ったら、それはないでしょう。
メモは話しを聞く上で最も大事なことです。記憶より記録です。人間の記憶などあてにはなりません。記録やメモを取って聞く姿勢を示すと、相手も真剣に話しをします。
特に数字はしっかりメモをしないと、我々の仕事では最後に税金と言う結果が出てきますので、しっかりメモをしなければなりません。さらに根拠となる計算式はしっかり書いておかないと、後で「この数字は何だったのだろうか?」と言う経験は多くの人にあると思います。
メモは翌日、次の行動を起こす時に重要になります。次の行動で何をすべきかを示唆してくれます。出来ればメモの最後に「次のステップ」をお互いに確認できるようであれば、そのメモはかなり高度なものになっています。
メモはお医者さんのカルテの役割をしてくれます。前回どんな様子であったかを、記録から甦らしてくれます。出来ればそのお客様とお会いする、30分前に目を通しておくと、効果は抜群です。
メモをしっかりとれるかどうかは、商談する上で力量が問われる大きなポイントになっています。