診療所の初診料が引き下げに(2006・4・6)
4月から、診療所や病院で受診した場合の自己負担額が変わります。初診料と再診料について、診療所(入院ベッド数が19床以下)と病院(入院ベッド数が20床以上)を比較してみます(以下は、自己負担3割の場合を前提)。
初診料については、診療所と病院は同額の810円になります。診療所が822円から12円引き下げになり、病院が765円から45円引き上げになりました。この背景には、外来患者を病院から診療所にシフトさせる政策があります。従来は、病院の初診料を相対的に割安にすることで、病院にとっての外来患者獲得のインセンティブを減らし、結果として診療所に外来患者をシフトさせようとしました。しかし、期待したほどの効果が得られませんでした。今回の変更で、診療所と病院の初診料を同額にすることで、外来患者が今まで以上に診療所で受診することを期待しているようです。
再診料については、診療所も病院も少額の引き下げになります。診療所は219円から213円に、病院は174円から171円になります。なお、月をまたいでの受診時に15円加算される制度は、診療所・病院とも廃止になりました。
